私はいつの頃からか

相手の機嫌が悪かったり、元気がなかったりすると

「私、何か悪いことしたのかな・・・」

とものすごく気にするようになっていた。

それが

なぜそうなったか？

なにが原因か？

など考えたこともなかった。

ただの自分の性格だよね～ぐらいにしか思ってなかった。

先日のカウンセラー養成講座のシェアリングで

急にこのことを思い出し、

克先生に斬り込んでいただいた。

私が小学校低学年の時に

家の中の空気がおかしい時期があった。

というより、母の機嫌がずっと悪い時期があった。

ある日、偶然（ではないのかも）風邪をひいて学校を休んだら

別の部屋で父と母が話し合いを始めた。

母は泣いていた。

父は黙り込んでいる印象。

近所の人が仲裁に来た。

私は怖くて布団の中で泣いていた。

一番下の弟はまだ幼稚園に入っていなかったのか家にいた。

「お父さんが悪い！お父さんが悪い！」

と弟の大きな声が今でも離れない。

上の弟は幼稚園に行っていて難を逃れた。

お父さんがいなくなったらどうしよう

お母さんがいなくなったらどうしよう

とそれが不安で仕方なかった。

母がずっと機嫌が悪かったこと、

こんな話し合いの日を迎えてしまったこと、

「私のせいでこうなってしまったのかな」

ここにたどり着いた。

克先生からフォーカシングをしていただき

その頃の私に会ってきた。

インナーチャイルド

その頃の私、無表情で歯を食いしばって我慢しているかんじがした。

「あなたのせいじゃないんだよ」

と声をかけたら一気に表情が崩れ彼女は泣き出した。

ずっと自分のせいでお父さんとお母さんがケンカしたと思っていたんだね。

「今の私は幸せだし、何も心配いらないよ。大丈夫だよ」

と彼女を抱きしめ、

彼女と私はやっと統合された。

こどもは『けなげ』

ひたすらけなげ

子どもの頃の出来事や感じたことが

自分に大きな影響を与えているんだと

改めて知った。

いろんな場面で私のインナーチャイルドが顔を出すと思うけど

向き合って話しを聞いてあげよう。

たくさん抱きしめて癒していこう。

お父さんとお母さんのために

あんなにがんばっていたんだな～私。

インナーチャイルドが癒されたからか

四六時中、お腹が空いたー！感覚がないことに気がついた。

心と身体は直結ですな～。