おじいちゃん、

もうすぐ９１歳になる。

先日、ひどい痙攣を起こして急遽入院。

熱中症だけかと思ったら、

腎臓や他の内臓にウィルスやバイ菌が入っていて

薬が効けばいいけど、効かない場合は年齢も年齢なので・・・

というお医者さんの話。

おじいちゃん、

病院大好き。

何かあるとすぐに病院に行く。

毎月、大きい病院の泌尿器科でもさんざん待たされながらも検査をしてくる。

今回のウィルスやバイ菌も最近入ったものではないようで、

なのに毎月検査をしてても

「炎症を起こしてるみたいだけどどこか特定はできないな」

と泌尿器科の先生。

泌尿器科以外は専門ではないから・・・的なこと！？

毎月この病院で検査してたのに！？

首をつっこまない

余計なことはしない

我関せず

最近、いろんな場面で見るけどそれが主流なの！？

おじいちゃんに関しては、

高齢ということもあるし、

もし何か起きても病院のせいにするつもりもない。

ただ

どこかで、

他人事で済まされていることが多い気がして

みんなお面をつけて自分の中に他人が入ってこないようにしている人が多い気がして。

なんだか

気持ち悪い。

ニュースも気持ち悪い。

本当のことを言わないのに

ニュースっぽくしてるから。

母が亡くなった病院と同じ病院に入院しているおじいちゃん。

当時は

「おじいちゃんがお母さんに苦労や迷惑かけたからお母さんが病気になったんだ！」

「こんな時だけ泣きやがってー！」

と、とにかく母の病気はおじいちゃんのせい！

と思っていた。

思いたかった。

怒りを向ける対象が欲しかった。

でも去年、急に気がついた。

「私はおじいちゃんのことが大好きなんだ・・・びっくり！」

ずっと嫌いだと思っていたのは、

母がおじいちゃんとあんまり仲が良くなかった上、

おじいちゃんが母に迷惑をかけてるように見えていたから。

完全に「母の敵討ち」として母の代わりに私は数年間生きていた。

それがFAITHに通うようになり、

私が今まで抱いていたおじいちゃんに対する憎しみは

私の感情ではなく母の感情だとわかった。

正直、母がそこまでおじいちゃんを憎んでいたかはわからないけど。

私は母を守りたかった。

だから

ちゃんとおじいちゃんと接するようになったのは去年からなのかも・・・

おじいちゃんが生きてる間に

実はおじいちゃん大好きだということに気がついて良かった。

昨日は酸素のチューブをつけていたけど

今日の様子はどうだろう。

あとでお見舞いに行こう。

追伸。

そうそう、だから

いつ何が起きるかわからないから

自分は自分になって

いつ死んでも悔いはないな～と思えるように生きよう。

基本、楽しく！