山形にフジファブリックが来る！！！

しかもミュージック昭和セッション！！！

行くしかない！！！

チケット運がイマイチの私がなぜか買えた２枚。

会場に行ってわかったのですが

本当に最後の２枚だったのです！！！

番号呼ばれたのが最後だった～。

神様ありがとうございます！！！

番号が一番最後だったので

見えるか心配していた私に、

一緒に行った友達Ｍさんが

「一番後ろでもアリーナの最前列ぐらいだから大丈夫だ～」

と心強い一言。

会場に入って納得。

後ろでもアリーナ最前列の近さ。

得した気分。

１曲目でそんな心配も全部ぶっ飛んで

かなり前で踊り狂うことができました。

もともと志村さんの世界観に魅せられ

フジファブリックにどっぷりはまったわけですが、

３人でのフジファブリックも最高でした。

なんというか、

亡くなったその人のためにがんばろう

その人の分もがんばろう

がんばらないとその人が悲しむんじゃないか

その人に心配をかけるんじゃないか

とにかく前向きに

とか、

そういうことが良い意味で全く感じられず

ただありのままの自分で

好きだからこれをやるんだ

という雰囲気にものすごく安心感と安定感があった。

「等身大の自分でいる」とはこういうことなのかな。

志村さんが亡くなったことを

「そうか～もういないんだ。そうか～。」と

私はこの日ようやく受け入れられた気がする。

喪失感とか悲しみを味わいつくしたあとの、

ただその事実に対して「そうか」という、そうか。

こうして受け入れられるときと

突然発作のように襲ってくる喪失感・寂しさ・悲しさを感じるときは

これからも両方あると思う。

両方あっていいと思う。

そんなことを思った１日だったからか、

私は「麦茶」をようやく買えるようになった。

母が自宅療養中、

具合がだんだん悪くなってきて

食べられるもの飲めるものが限られてきた。

そんな中、母が「麦茶が飲みたい」

と言っていたのに

私はペットボトルで売ってなかったので買ってこなかった。

その時は作るのも面倒だと思ってしまった。

結局

母に麦茶を飲ませてあげることなく

母は亡くなってしまった。

それから私は麦茶を買えなくなった。

ひたすら罪悪感で自分を罰し続けた。

出された麦茶を飲むときでさえ躊躇したときもある。

でも

今回フジファブリックを間近で感じることができ

彼らの彼ららしい佇まいに安心して

私も麦茶を解禁した。

解禁できた。

お母さん、麦茶用意しなくてごめんなさい。

でもきっとお母さんは怒ってないと思うから私も麦茶飲むね。

Ｍさんはライブ好きで

特にファンというわけでもなかったのですが

ライブ終了後「最高～！！！楽しかった～！！！」

と興奮してました。

私もうれしい。

本当に最高のライブでした。

またすぐ行きたい！！！フジファブリック！！！

ミュージック昭和セッションの狭さも最高！