母が病気になってから

私の中では「父」の存在を認識できるようになった気がする。

それまでは父は仕事でほとんど家にいなくて、

あまり一緒の時間を過ごした記憶がない。

母も「うちは母子家庭みたいなもんだから」と言っていた。

完全に刷り込まれていたなぁ。

母が病気になり入院をして

家に私と父しかいないあのぎこちなさったら　笑

あの時は母を助けたい一心で話題もほとんどそれだったけどね。

だから母がいなくなったあの日から

ようやく「父」と「娘」としての時間が始まったのだと思う。

小さかった頃の私はやっとお父さんとの時間を持てて

喜んでいるだろうな。

我慢しながらもずっと望んでいた小さかった頃の私。

父娘、不毛な会話も多いです　笑

ユニクロに行ったので父用にも「タイツ」（男性用もタイツと言うのですね！？）を

一つ買ってみた。

私：寒いから「ももひき」買ってきたから履きなよ

父：うぇー！！！一番苦手なやつだ

私：なんで！？暖かいからいいじゃん

父：なんかモゴラモゴラするからなー

モゴラモゴラ？

まだまだ初めて聞く日本語があるもんだ。

別の日、

父：「あんこう」の絵を描いてくれ

私：あんこうってどんな魚？

父：平べったいやつ

私：平目みたいなの？（無知ですみません　笑）

父：頭から何か生えてるんだ

いや～さっぱりわからない、と思い

インターネットで調べたら

そんなに平べったくもなかった。

頭からは何か生えていた。

そして私が描いたあんこうの絵を見て

父無言。

まあ、いいや。

突然ですが

「ウォーリー」に似てる。