うちのじーじは９０何歳。

某書道教室で、うちのじーじが色っぽいともっぱらの噂です　笑

うーん。確かに「少年」なんだよな～。いくつになっても。

私はじーじに対してほんの数年前までは「憎悪」しかありませんでした。

怒鳴る人

私の母に迷惑をかける人

お金くれしか言わない人

自分のことしか考えていない人

私の中ではそんな人物でした。

でも母が亡くなり、私もカウンセリングや講座を受けるうちに

「あれ？実はじーちゃんのこと大好きだったんだ！」ということに気がついたのです。

その時初めて、私は「母の意識」と「自分の意識」を一つ切り離せたのだと思います。

じーじはけっして優等生ではありません。

非常に異常に手がかかります。

それなのになぜかみんなから愛され心配されるのです。

自分の要求しか言わないし、すっごい昔のことを思い出しては人の悪口言うし、

かと思ったら入院しているばーちゃんのことを思い出して突然泣くし、

食欲ないから油っこいものは食べたくない・・・天ぷら買ってきてけろ、と支離滅裂だし、

はっきり言って面倒くさい　笑

きっとじーちゃんは自分のことが大好きで、

ある意味周りに翻弄されずにいつでも自分軸ということが永遠の少年みたいで、

自然と周りから愛され気にかけてもらえる存在なんだなと思いました。かなり悔しいけど　笑

こんなに人に迷惑かけてもいいんだ！？

こんなにわがままでも愛されるんだ！？

今頃だけどすっごく勉強になりました。

自分のことだけ考えていても意外と大丈夫みたいですよ　笑

今日もじーじのところに何十年も前に仕事で一緒だったという

じーじよりも若い男性とご家族が

東京からお土産を持って会いにきてくれました。

なんだず、このじーじの愛されキャラ　笑

ムカつく　笑

留守だと悪いと思ったのか、このお手紙つきでした。

じーじ、満面の笑みでした。