先週書いたメルマガの袋とじ的コラムの反響が大きかったので、

ブログで初めて「メルマガ・袋とじ的コラム」を載せてみます。

先週のメルマガに書いたものです。

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こんにちは。中井亜紀です。

昨日のブログでも書きましたが、つい先日、亡くなった母のことで、私にとってとってはショックで衝撃的なことがありました。

母は平成15年に亡くなったので、丸11年が経ちました。

私は母が亡くなってからも毎年母の誕生日には、ケーキやお花をお供えしていました。
誕生日当日は、母におめでとうを伝えたり、少しセンチメンタルな気分になったり。

それが今年は母の誕生日をすっかり忘れていたのです･･･。

SNS上で、「あ、今日はこの友達の誕生日なんだ～メッセージ送ろう♪今日は1月〇日なのかぁ」と思い、それからしばらくしてから、「あれ今日は1月〇日!?お母さんの誕生日じゃん！」

母の誕生日をしばらく思い出せない私がいたのです。

亡くなってからは、「誕生日」よりも「命日」がメインになってしまうのだな～と。

それが私にとっては少し寂しい気もしました。「母が存在していたこと自体」が時間とともに薄れていくような、遠のいていくような感覚。

でもそれと同時に、「私は今、自分に夢中になっているんだ」ということも確認できました。

さらには、「あんなに早く母が亡くなって、いなくなって、これからどうしたらいいのか･･･」「私は『母の死』を受け止めきれずに一生を送るのではないか」と、あんなにお先真っ暗でけっして明るい未来が待っているなんて考えることすらできなかったのに、私の中では少しずつだけど「母の死」を受け入れられるようになってきたんだ、少しずつだけど癒されてきてるんだ、ということにも気がつきました。
もちろん、今でも、きっとこれからも猛烈に「お母さんに会いたい」という気持ちは出てきます。それでいい。

夢中になっているからこそ、忘れてしまった。
それほど「自分に集中している」「今を生きている」。

私は今世、「母のため」に生まれてきたようなものです（ヒプノセラピーで、母のお腹にいたときのことを思い出し、「母を守る仕事が始まる～」と産道を通りながらそう考えていた、大人びた胎児でした）。

なので、カウンセリングに出会うまでの私の意識は、ほとんどが「母の意識」で覆われていたようなものです。
もちろんそれに気づくことなどありませんでしたし、それが「当たり前」だと思いずっと過ごしていました。

そして、ようやく「自分の意識、自分の幸せ」と「母の意識、母の幸せ」を少しずつ切り離せるようにもなってたのです。

もちろん、それに気づくと同時に「自分ばっかり、お母さんに悪いんじゃないか」という「罪悪感」も出てきます。
罪悪感も出てきたっていいんです。全部丸ごと受け入れてあげればいいんです。

母の誕生日を忘れてた！というショック、これからさらに「私は私」になっていくんだな～という母から離れる寂しさ、「意外と自分に夢中になってるんじゃん♪」という確認、1月〇日は一日でいろいろな感情が出てきました。

来年はどんな気持ちで過ごしているのかな～。

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最近、カフェでセッションをすることも多いのですが、

私の顔がわからない方ももちろんいらっしゃいます。

こちらにちゃんとしたバージョンの私が載っています。

こちら最近の私。

所用で証明写真を撮ったのですが、失敗したので。