じーちゃん（95歳）は、よく泣く。

自分の昔の話をしては泣く

私の亡くなった母のことを突然思い出しては泣く（嫁と舅、決して仲良くはありませんでした　笑）

アメリカに住んでいる孫（私の弟）のことを突然思い出しては泣く

ずっと入院しているばーちゃんがかわいそうだと泣く

天才子役並みに泣くスイッチがあるようで、すぐに泣く。

嬉しい時に泣くことはなく、誰かを思い出したり、苦労した自分の話でよく泣きます。

一昨日、じーちゃんを病院に連れていく時、これといって話題がなかったので、

「らいげつー！アメリカさーいってくるー！」

耳が遠いじーちゃんために、私は叫ぶ　笑

そしたら！

なんと泣いた！

「なんで～みんなオレば置いてどこかさ行くんだず～（どこかに行ってしまうんだ）」

私すぐに帰ってきますがね･･･。

これを聞いたときに、

「うわ！これかなり強烈な呪いじゃないか！

お父さん（じーちゃんの息子で長男）こんな呪いの中、よくちゃんと（たぶん）育ったな」

父の立場を考えたらなんとも言えない気持ちになりました･･･。

今日もじーちゃんに洗濯物を届けるため施設に行ったら、

すぐに泣き、

「アメリカさいつ行くんだ。いつ帰ってくるんだ。来週？」

「来週じゃねーよ！来月だってばーーー!!!」

あと1か月このやり取りが続くのかと思うと、考えるだけでカロリー消費する気がする･･･。