こんばんは。心理カウンセラー・中井亜紀です。
　
　
子どもさんに関するご相談もよくお受けします。私は子育てをしたことがありませんが、「育てられた」ことはもちろんあります。そして今思えばあれは伏線だったのか、大学では幼稚園教諭一種免許を取りました。子どものことを4年間勉強していたのです私。
　
　
そうは言っても、子育てに関する方法論なんてないと思っています。「私、子育てを失敗したのでしょうか・・・」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、「子育てを失敗」」ではなく、「ご自身（ご相談者さん）が楽しく生きている様子を子どもに見せることが今までできていなかった」です。
※厳密には「失敗」なんてないですが（全部ただの経験）今はあえて使います。
　
　
お父さん、お母さん、養育者の、すべてを子どもは感じとっています。雰囲気、声のトーン、エネルギーなど全部で、親（養育者）の様子を見ています。作り笑顔も見抜きます。子どもの前ではがんばって作り笑顔で接しているけど、心の中は誰かに対する怒りや憎しみでいっぱいというときなど、ものすごく変なエネルギーを発していますよ　笑
その笑顔とエネルギーが一致しないので、それを無意識でやってる本人も本当は気持ち悪いですよね。
　
　
後ろ姿がものすごくどんよりしているのに「お母さん、全然大丈夫だから！」と言われても、子どもはそれを信じません。どんよりしている理由がわからず、ますます不安になるだけ。そして「きっと自分のせいだ・・・」と思います。
　　
　
たとえばそんなときは、なぜどんよりしているか理由を話してあげましょう。もちろん言える範囲でもOK。
・なぜ私（お母さん）が不機嫌なのか
・なぜ私が怒っているのか
・なぜ私が落ち込んでいるのか
・なぜ私が元気がないのか
その理由を聞くと、子どもは安心します。その理由がわからないと、子どもは「自分のせい」だと思うのです。「私（子ども）、何か悪いことしたかな・・・。」「私のせいでお母さんはきっと不機嫌なんだ。」
　
　
命を守るためのこと、社会で生きるための最低限のルールは教える必要がありますが、あとは本当の本当に「親（養育者）の姿」を見て子どもは勝手に育ちます。
　
　
子育てに失敗したかも・・・と思っているあなたは、あなた自身が人生を楽しんでいる姿を今まで子どもに見せていなかったのかも・・・というところに気づいてください。
子どものことをいまいち信頼できないのだとしたら、あなたがあなた自身を信頼できていないということなので、まずはあなた自身を信頼していくところから。
　
　
反省するとしたら子育てに関してではなく、今まで自分自身のことをちゃんと見てこなかったなぁということだけ反省してね　笑
　

　
「親（養育者）が楽しそう、しあわせそうに生きている。」　
それがすべて。　
※自分勝手・自分本位に生きるとは違います。自分勝手・自分本位だと周りとの不調和が生まれます。
　　　
　　
それで子どもは安心して生きていけます。
自己肯定感も勝手にアップしていきます。
　
　
　
今からでも全然遅くない。
あなた自身が毎日を楽しんでいきましょう♪　
　
　
　
　
楽しみ方がわからない・・・
何を好きかわからない・・・
という方は、個人セッションでお会いしましょう♪

　　
　　
　　
※写真は2年ぐらい前の夜桜。
関係ないけど、今日のお昼ご飯は某ラーメン屋さんで、ラーメンに煮たまごトッピングと餃子5個。さすがに夜までお腹いっぱい。